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電動スタンディング
電動スタンディング
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電動走行
電動スタンディング走行
アンカー 7
立位をとることのメリット
立位をとることのメリットは世界中で様々な研究がなされています。
身体へのメリット:
□ 皮膚/筋
・褥瘡:立位をとることにより除圧を行うことができ、褥瘡対策に寄与する。
・痙縮・筋委縮:関節を動かすこと、筋のストレッチを行うことで痙縮等のケアに寄与する。
□ 内的機能
・呼吸:立位をとることにより肺・気道の拡張や換気量の増加に寄与する。
・血圧:血流を改善し心臓への負担軽減や静脈機能の促進に寄与する。
・胃腸:立位をとることにより便通改善、完全な排尿に寄与する。
□ 骨
・骨密度:骨に荷重をかけることで骨密度の増加に寄与する。
・骨変形:全身をアップライトにすることで関節や骨の変形リスク緩和に寄与する。
作業的メリット:
□ 機能的リーチ
・リーチが広がり、座位にくらべてできる作業が多くなりADL向上に寄与する。
・骨盤が後傾位になりやすい座位に比べ、立位は骨盤をアップライトにすることができる。
⇒アップライトな姿勢は体幹の動きを使いやすくし作業効率と生産性の向上につながる。
□ 在宅復帰・自立支援
・キッチンでの調理作業など、在宅復帰後の生活の可能性を広げることができる。
(環境調整による自立支援として住宅改修の代わりに導入される事例もある)
□ 就業・就学
・立位という姿勢のバリエーションを加えることで就業・就学などの選択の幅が広がる。
精神的メリット:
□ 覚醒
・足底荷重や抗重力姿勢により大脳全体への刺激や覚醒を高めることに寄与する。
□ 目・視線
・立位により視線を高い位置に置くことができ、他者とのコミュニケーションをスムーズにする
(視線は他者とのコミュニケーションにおいて大きな影響力をもつ重要な要素の1つである)
□ 姿勢のバリエーション
・姿勢のバリエーションを増やすことで同一姿勢をとり続けるストレスの軽減につながる。
ケース紹介②
脊椎損傷(SCI)
座骨部の褥瘡予防と自立確保の目的で導入されました。
狭い自宅内での走行に多少の課題を残しています。
ケース紹介③
筋ジストロフィー(MD)
自立生活の確保と骨密度維持の目的で導入されました。
筋力低下があり、コントローラーは特別な対応をされています。
アンカー 1
ケース紹介①
筋委縮性側索硬化症(ALS)
進行を遅らせるためのスタンディングプログラムを行う目的で導入されました。
現在は旦那さんと一緒に在宅で生活しておられます。
アンカー 6
起立動作と立位保持の訓練を
安全に高頻度で行うことができます!
1.電動スタンディング機能:
ゆっくりとした安全なスピードで起立し、そのまま立位を保持することができます。
コントローラーを操作するだけの簡単な操作。
途中で止めることができます。
クライアントの関節可動域などの身体状況に合わせた立位を提供できます。
2.立位保持機能:
広くてしっかりとしたフットサポートで基底面となる足底をサポート。
金属製のパイプに取付けられたニーサポートで膝をしっかりサポート。
質の高い立位をご提供します。
3.からだに合わせる調整機能:
座面奥行やフットサポートなど各部調整式でからだに合わせた調整が可能です。
機器活用による
課題難易度の調整
運動課題を調整する方法だけではなく、機器を活用することで環境因子のハードルを調性し、安全に、繰り返し課題に挑戦できるようにすること、セルフトレーニングができるようにすることでリハビリテーションの効率を高めていくことができます。
アンカー 3
立位のメリットを享受するために、
リハビリをより促進するために重要なこと
1.安全であること:
クライアントの転倒リスクを防ぎ、介助者の腰痛リスクも軽減する必要があります。
起立性低血圧などのクライアントの変調にも対応できる必要があります。
2.質と量の確保:
正しい立位姿勢で適切な”時間”の立位訓練を適切な”頻度”で行うことが理想的です。
Solution
安定した膝と足底へのサポート
簡単な調整でからだにフィット
医療機関にとってのメリット
1.スペースの有効活用:
Standing Wheeler 『JOY』はいつでも、どこでも安全な立位訓練を提供する立位支援
機器です。場所を選ばずに起立・立位訓練を行えますのでリハ室はもちろん、病棟の
ベッドサイドや食堂・廊下など、その時に空いているスペースを利用して立位訓練を
行うことができます。使用場所をリハ室に限定する必要はありません。
クライアントのモチベーションを引き出したり、精神的なリフレッシュを目的として
様々な場所で立位訓練を行うことができます。
2.人的コストの低減とリハビリ量の向上:
重度のクライアントへの立位訓練は複数名でのサポートが必要となります。
回復を促進するために立位訓練の有効性がわかっていても人的・時間的な制約により
十分な質量(頻度・時間)を提供できないことがあります。
Standing Wheeler『JOY』は人的コストの抑制と同時にリハビリ量の確保を実現する
ことができます。
3.スタッフ負担の軽減:
多くのサポートが必要なクライアントに立位を提供するためには、スタッフにも大きな
負担がかかります。Standing Wheeler『JOY』の活用により、移乗と簡単な見守りで
クライアントに立位を提供することができ、スタッフの負担を軽減することができます。
4.セルフケア・セルフトレーニングの推進:
簡単かつ安全に立位をとれる環境を整備することで、不足するトレーニング量を
クライアントご自身やそのご家族の協力によって補うことができるようになります。
例えば「歯磨きや整容の際は立位で行う」など、院内のADL場面に取り入れることで
立位をとる頻度を保つことができるようになります。
5.医療安全:
通常立位には「転倒」というリスクが伴います。Standing Wheeler『JOY』は転倒の
リスクを排除し、安全な起立・立位保持訓練を可能にします。
禁忌事項説明
下記に掲げるクライアントへのご使用をお控えください。
1.膝関節・足関節などに立位をとるのに支障のある、重度な拘縮がある方
2.立位をとるのに支障のある骨変形がある方
3.骨粗鬆症の方
4.起立性低血圧のかた
5.極度に長い期間立位をとっていない方
6.体動が激しいなど、本製品のご使用により安全性の確保が難しい方
Standing Wheeler 『JOY』は立位のサポートツールです。
医学的判断により立つことが禁止されている方はご使用になれません。
ご使用に際して、立位をとることの可否については必ず医療機関にご相談ください。
アンカー 2
アンカー 4
バランスのとれた立位
調整のための3つのステップ
1.座面奥行調整:
シートの前端と膝窩部に3cm程度お隙間が空くように奥行を調整。
2横指ぐらいの隙間が目安となります。
2.フットサポート高さ調整:
左右の大腿部が床面に対して水平となる高さに調整。
3.ニーサポートの調整:
膝蓋骨のから約3cm程度下の部位にニーサポートがくるように高さを調整
膝蓋骨より2横指ぐらい下の部位となるのが目安となります。
※ 各部位の調整方法など、詳しい情報は別途取扱い説明書をご参照ください。
アンカー 5
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